年末に来年度のPTA役員推薦を受け、電話がかかってきたつぼこ(@tsuboko_info)です。
PTAの大切さ、意義とかいろいろあるのはわかるんですが、両親共に仕事を持つ我が家のような家では「仕事休めないしPTA役員やらなくちゃいけなくなったらどうしよう!!」といつもびくびくしています。
しかし、それでもPTA役員になることがあります。実際娘の小学校でもフルタイムで働きながらPTA役員頑張っているママがいます。では、PTA役員になりそうになった場合、PTA役員を今引き受けていいのか。仕事が休めない時にはどう対処したらいいのか。
もうすぐ新年度。役員になりそうなあなた!いつPTAの役員を引き受けたらいいのか、仕事で休めないときの対処法をご紹介します!
Contents
PTA役員は平等に回ってくる
避けて通りたいPTA役員。しかし、それは平等に回ってきます。
多くの学校が、一児童あたり最低一回などと回数が決められており、一度も経験せずに卒業を迎えるのは難しい傾向にあります。
娘の小学校もそう。誰がどうカウントしているのか詳細は不明ですが、PTAをやっていない保護者はチェックされていると聞いています。
なので共働きをしている家庭でも、いつかは経験する必要があるのです。仕事が休めないという理由は、他の家庭でも平等に起こります。
そのため、PTA役員になる場合は、いかに上手に立ち回るかが大切なのです。
PTA役員を引き受けるタイミングを見極める
6年間のうち、絶対1度は引き受けなければならない場合の多いPTA役員。では、いつ、どんなタイミングで引き受けたらいいのか、そのタイミングについてみていきましょう。
引き受けるタイミングは各家庭の状況によって大きく変わってくるので、「我が家はいつかな?」と自分のことと当てはめて考えてみると、よりリアルに想像できますよ。
頼る人が居ない時は高学年で引き受ける
では、PTA役員はいつ行うのがベストなのでしょうか?
実家が遠い、身近に頼る人が居ないといった場合、なるべく子供が高学年になってからPTA役員をするのがベストと言えます。
役員になると行事の際は朝早く、休日でも集まりがある場合もあります。そういった時に、身の回りのことができ、お留守番を任せられる年齢であることが重要だからです。
ある程度、周りのお母さんたちの顔ぶれも知っているので、「一緒にやってみようか?」と話をもっていき、やりやすい環境を作ることもできます。
子供や学校の様子を知っておきたいなら低学年
また、子供が低学年のうちにPTA役員をする場合は、学校生活の様子が定期的に近くで見れて安心できます。
学校に通う回数も、PTA役員をやっていない保護者より多いので、子供たちと顔を合わせる機会も多くなり、交流も増えることも多いです。
まだ、言葉で上手に学校や友達、先生の話ができない子供でも、PTA役員をやっていることで、知ることができます。
保護者のつながりも作ることができるので、お母さんたちからの子供の情報を得られるというメリットも。
家庭により様々な事情があるので、各家庭で計画を持っておくと安心です。
PTAのクラス役員と本部役員では期限が違うことあり!
PTA役員は、多くがクラス役員と本部役員で分かれています。
クラス役員と本部役員では、活動内容が異なる他、任期が違う場合もあります。数年に渡り活動をしなくてはならない場合もあるので、事前に確認しておきましょう!
もし、仕事が休めない激務の職場である場合、そういった詳しい事情を話せる人と一緒にクラス役員が出来ればラッキーです!
しかし任せっきりにするのではなく、ママパパ同士、お互いにフォローし合いながら連絡取り合いながら活動できると、お互いストレスになることが少なくすむこと間違いなしです。
総会や集会の出席率は案外低い
平日に行われるPTA役員の集会や会議への出席率は、意外と低いものです。学校によっては8割以上の役員が欠席する場合もあります。現代では、小学生の子供を持つ家庭の多くが、両親ともに仕事をしています。その現実に即した活動を容認しているPTAが多く、仕事を休んでまで出席をしなくても良いのです。
仕事でPTA活動を休むときの2つの対処法
では、PTA役員になって、仕事をどうしても休まなければいけないときの対処法をご紹介します。
せっかく役員を引き受けるんですから、いい気持ちで、いい関係で終われるよう、知っておいて損はありませんよ~。
①次の活動に参加できるよう調整するべし!
PTA役員をしていても、仕事を休めないということも多く、仕事を優先せざるを得ないことももちろんあります。しかし、仕事で役員活動に参加できなかった場合には、次の活動で挽回できるように頑張るようにしましょう。
前述のように「仕事を優先してくれて良いですよ」というスタンスのPTAも多いのですが、それに甘えすぎて全てを放棄するようなことはしないようにしましょう。
親が信用を失うと、子供の立場が悪くなる場合もあるからです。
②Lineなど使って情報共有に積極的に参加しよう!
娘の小学校では、交代で総会や会議に出ていました。出席した人がラインで情報を流して共有していたので、特に大きく困ることはなかったです。
その共有のときにも読み流すだけでなく、それなりに自分なりの意見を少しでも発言しておくと、印象はかなり変わってきます。
いつも仕事で参加できないお母さんA。
「いつも仕事でお休みしてしまってすみません。私は○○の経験はないのですが、皆さんの意見のように、□□すると円滑に回るのではないかなぁと思います」
という返信。
また、いつも仕事で参加できないお母さんB。
「いつも仕事でお休みしてしまってすみません。私は皆さんの意見でいいと思います。」
どうです?
どちらも同じ意見ではありますが、ちょっと自分の意見(というか、自分の思い?)を足すだけで、周りの人に与える印象というのは大きく変わってきます。
少しでも私も一緒に頑張りたい思いはあります!
という思いでいれば、そこまで大きな問題はなく、円滑にできますよ。
PTA活動が好きで積極的に参加してくれるお母さんもいて、多少の熱量の違いはあったけれど、その人その人の立場というものがあるので、最低ラインはそろって出席することで、みんな保っていましたよ^^
PTA役員をすることで多くが学べる
PTA役員は面倒で大変なイメージがありますが、大変な分学ぶことも多いのが特徴です。
学校のために、子供達のために、沢山の大人が協力し合いながら運営していることが分かり、感謝の気持ちを持つことができますし、行事の裏側などを見ることでより大切なことに気付けるのです。
まとめ
共働きで仕事をしている家庭にとって、PTA役員は重荷になるイメージがあります。しかし、現代のPTA役員の多くが仕事を持っており、仕事に穴を空けてまで参加しなくてはならないものではなくなりました。
勿論、なるべく多くの参加が望まれますが、会議や集会など以外にもやるべき仕事は沢山あります。そのため、仕事が休めない場合には、会議などに出る代わりに資料をまとめる、スケジュールを組む、電話やメール連絡を行うなど細かい仕事を引き受け、それらを確実にこなすことが必要です。
仕事をしながらでもスムーズに活動できるように、前任者に情報を得る、相談できるPTA経験者と仲良くなっておくなど対策も必要です。